【腰痛】痛覚変調性疼痛はどんな方が出やすいの?|池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター ~からだ塾~
2023/11/17
【腰痛】痛覚変調性疼痛はどんな方が出やすいの?|池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター ~からだ塾~ 以前ブログであげた、 『痛覚変調性疼痛』についての続きです! 今回は、 『痛覚変調性疼痛はどんな方が出やすいの?』 これをテーマにお話を進めていきます。 まだ、『痛覚変調性疼痛』についての概要を読んでいない方は ぜひ先に読んでいただけるとわかりやすいと思います。 ↓ ↓ ↓ ↓ https://selfcare-advicecenter.com/new/detail/20231106152504/ 早速ですが、 痛みについての定義があることはご存知でしたか? ●「痛い」ってどういうこと? 痛みについての国際的な学会・国際疼痛(とうつう)学会で 「痛み」についての定義が2020年7月16日に1979年以来41年ぶりに改定されました。 日々医療も目まぐるしく発展しているのに、41年もの間、改定されていなかったのですね… 痛みとは、 「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験」 このように定義されております。 痛みというと、 怪我をした時や原因となる明らかな病気がある時に起こるものだと思われています。 ですが、痛みには『脳』が深く関わっているため、 原因となる病気や怪我がなくても、 脳で痛みを感じてしまうことがあるのです!! これが痛みを長引かせる原因のひとつになっています。 このような痛みを「痛覚変調性の痛み」=「痛覚変調性疼痛」と言われ、 いわゆる慢性痛症状の方も多いですね。 ●慢性痛とは? ちなみに慢性痛とは、 『腰や肩、膝などの痛みが3か月以上続く、または3か月以上繰り返すもの』 これを慢性痛と言います。 ※急性痛とは…原因が明確で発症してから 3 か月以内のもの。病理学的には創傷修復課程で基本的には改善するが再発もあり。 慢性痛は国内で2000万人以上の人が慢性痛で悩んでいるといわれ、 痛みのストレスによって仕事や生活をうまく送れなくなってしまう人もいます。 痛みを長引かせてしまう要因には、 怪我や病気などの身体的なものだけではなく、 社会的・心理的なストレスも深く関係しております。 同じ痛みについてでも、 分け方によって言い方や定義が異なるので混合しないように注意が必要ですね。 それでは本題です! ●破局的思考による負のスパイラル 『痛覚変調性疼痛』を考える上では、 破局的思考が大きく関与していると言われております。 破局的思考とは、 「痛みがもっとひどくなる」 「この痛みのせいで人生おしまいだ」 「痛みはどうにもできない」 というように、 痛みの経験をネガティブに捉える思考で、 痛みに対する ①反芻(痛みのことばかり考えてしまう) ②拡大視(痛みが自分の中でどんどん大きくなっていったり、痛みの部位が増える) ③無力感(やる気がなくなる) の3つの要素から成り立っています。 この破局的思考は、 ・過度な安静をとるなどの不動(活動が少ないこと) ・不動による筋力低下や心肺機能の低下 ・うつ状態、褥瘡など(廃用)の徴候が出現 それがまた痛みを増加させるという悪循環につながります。 破局的思考はもともと抑うつがある方で強く生じることがあるようですが、 破局的思考と抑うつの関連は明確ではなく、 抑うつ症状がなくても痛みの捉え方の特徴として、 破局的思考を示す方は多いと言われております。 ●痛み「ゼロ」ではなく「コントロール」を目指す 2021年に発行された「慢性疼痛診療ガイドライン」では、 慢性痛を改善するためのさまざまな治療法が検討されました。 このような治療を行う際には、 痛み「ゼロ」ではなく痛みを「コントロール」することを目標にします。 なぜなら、痛みを完全に取り除くことは非常に難しいことだからです。 痛みゼロだけを目指していると、 それがうまくいかなかったときに失望や恐怖だけが残ってしまいます。 痛みそのものにとらわれ過ぎずに、 痛みをコントロールして日常生活の質を良くすることを目標にすることが大切です。 ここで改めて「痛みの破局的思考」とは、 ・反芻(痛みのことばかり考えてしまう) ・拡大視(痛みが自分の中でどんどん大きくなっていったり、痛みの部位が増える) ・無力感(やる気がなくなる) この痛みの破局的思考は、恐怖や不眠、不安を煽ります。 それによって、痛みに対する警戒心や回避行動が起きます。 これは、例えば起きると痛くなるような症状があると、 痛みを回避するためにずっと寝たきりになってしまい、 それによって筋力が低下したり、 うつ状態になってしまったりします。 このような状態になると、 元々あった痛みがさらに強くなってしまったりするのです。 ●「痛みの悪循環」とは… 正しい反応として、 怪我などの外傷があると、 痛みの物質が作られて、感覚神経を刺激して、脊髄・脳と伝わって痛みを感じます。 痛みを感じると、 脊髄から交感神経と運動神経という神経を刺激して血管収縮や筋収縮が起きます。 血管ならびに筋収縮が起きて続くことで、 局所的に血管の流れが悪くなってしまい、 流れていくはずだった酸素や栄養が組織に運ばれなくなってしまい、 痛みの物質ができやすくなり、 老廃物や二酸化炭素が流れていかなくなる。 このような回路をグルグルグル繰り返すことによって、 痛みが持続することを「痛みの悪循環」と言い、 痛みを長引かせてしまう主な原因です。 ●どのようなことが大事なるのか? このような悪循環から抜け出すためには、 まずは『痛覚変調性疼痛』や『慢性痛』を正しく理解して、 痛みへの不安や恐怖を取り除くことが大事です。 この痛みの破局的思考を食い止めるには、 痛みを分析して対処しながら、 痛くても痛くない範囲で動くこと。 そうすることで少しずつ動けるようになり、 体や筋肉、その他組織の状態が改善方向に向かい、 痛みが段々と和らいだり気にならなくなっていきます。 このように、 うまく付き合っていくことが重要になります。 言葉や文字では理解できても、 なかなかご自身では対応できないことがほとんどです。 当センターでは、 おからだの状態をカウンセリングや評価を通じて確認し、 体の不調、痛みやコリなどの改善だけではなく、 繰り返さないからだ作りをサポートいたしております。 ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。 大田区池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター~からだ塾~は、 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼┈┈┈┈••✼ ✅寝起きの腰痛、繰り返しの腰痛や肩こりでお困りの方 ✅自分でもどうにかしたいけど何をしたらよいのか分からない方 ✅運動が良いと言われてやったけど上手く行かなかった、続かなかった方 ✅腰痛や肩こりを管理し仕事や趣味、余暇活動を全力で行いたい方 ✅反り腰、猫背、巻き肩、このままでいいのかな?と姿勢でお悩み・お困りの方 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼┈┈┈┈••✼ このような方々のお力になるために、準備してお待ちしております。 【お体の不調でお困りの方】 🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻 ・初めてだから不安… ・私の体に合うのかしら? ・どんなことをするのかな? 期間限定の『体験キャンペーン』を行っております。 ぜひこの機会にご利用ください。 ご予約はこちらより 🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻 https://caradacare.com/site/8663fc608d52894 あなたのからだのことを知り、あなたに合った施術、セルフケア方法やトレーニングで 体の不調や腰痛・肩こりなどを改善させていきましょう👍 #池上#池上整体#大田区池上整体#理学療法士#セルフケア#ストレッチ#トレーニング#カウンセリング #痛み#疼痛#痛み#痛覚変調性疼痛#腰#腰痛##繰り返しの腰痛#ぎっくり腰#産後腰痛#反り腰#猫背#巻き肩#肩こり#慢性痛
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