【反り腰・腰痛】硬い部分をほぐすだけではなぜ良くならないのか？｜池上の整体院　セルフケアアドバイスセンター　～からだ塾～

「いや～お客さん凝ってますね！」

テレビのワンシーンでよくありそうな光景ですね。笑

実際にマッサージなど、
ほぐすことが目的のお店では、
当たり前のように硬い部分、凝っている部分をほぐす！

これが施術の軸になっています。

これは一般的に対症療法と言われるもので、
「原因を除くのでなく、あらわれた症状に応じて行う療法」
のことです。

そのため、
一時的に緩んで楽になったとしても
基本的には戻ってしまうことがほとんどです。

なぜ戻るかというと、
「原因」に対して施術しないからです！

反り腰の場合では、

腰と太ももの前側の筋肉は頑張り過ぎて硬くなって、
お腹とお尻の筋肉は使わなくなり（使いにくくなり）弱くなっていきます。

そのため、腰痛症状の痛みや張り感の症状がでやすい

・腰を反り返らす筋肉（脊柱起立筋群）
・骨盤を前に倒す筋肉（腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋）

これらを緩めることで、
ほぐされた部分の循環も高まり、
痛みの物質（疼痛物質）や老廃物が流れて
一時的に症状が楽になるのです。

しかし、
これも基本はもとに戻ります。

ではいったいどうすればいいのでしょうか？

実は意外と簡単です。

なぜ腰や腿が頑張り過ぎてしまうのか？

痛みや張り感などの症状がでる原因を見つければいいのです。

例えば、
・お尻やお腹回りの筋肉が弱いから
・腰や太もも前の中にある筋肉が使えていないから（単関節筋、インナー）

このようなことが
起こっているのであれば、
考えられるのであれば、

硬い部分を緩めるだけではなく、

・弱い部分
・苦手な部分
・使えていない部分

これらに対して施術をしていかないと
もとに戻ったり、繰り返したりしてしまうのです。

※ここでの施術とは、セルフケア、運動、運動療法、再教育、トレーニングなどです。

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