【腰痛】このままでは危険？なぜ反り腰が良くないのか！｜池上の整体院　セルフケアアドバイスセンター　～からだ塾～

テレビやSNSでもよく目にする「反り腰」とは？

反り腰とは、
文字の通り腰が反っている状態。
通常でも腰は反っていますが、
反りの程度が通常よりも強くなってしまっている状態。

みなさんの中にも、

・反り腰だと思っている方
・周りに言われたことがある方

多くいらっしゃるのではないでしょうか？

姿勢の呼び方で「スウェイバック」
と言われるものもと似てはいるのですが、
起きている現象は少し異なるため見分けることは重要です。

機会があれば違いも説明できればと思います。

本題に戻りますが、

反り腰の姿勢の特徴として、
・骨盤は前に強く傾いている
・お腹が前に出ている
・腰は反りが強い状態

皆さんも姿勢をまねしてみてください。

この姿勢では、

腰と太ももの前側の筋肉は頑張り過ぎて硬くなって、
お腹とお尻の筋肉は使わなくなり（使いにくくなり）弱くなっていきます。

少し専門的にお話しすると、

【過緊張となり硬くなる・短縮する部位】
腰を反り返らす筋肉（脊柱起立筋群）、骨盤を前に倒す筋肉（腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋）

【伸張位で伸ばされたまま・萎縮する部位】
お腹の筋肉（深層の腹筋群：腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋）、お尻の筋肉（大殿筋、中殿筋、ハムストリングス）

この症状が続くことで

・腰は頑張り過ぎて腰痛の原因に
・お腹には力が入らず、お腹が出てしまう
・肋骨は上に広がり呼吸がしにくく浅い呼吸に
・太ももの前は過剰に使い過ぎてパンパンになり張ってしまう
・膝は伸びきってしまい関節への負担が増えて膝痛の原因に
・姿勢を補正するために猫背や巻き方に

これら多岐にわたる症状に
負の連鎖のように繋がってしまい
体の不調や腰痛、肩こり、膝痛
といった痛みになってしまうのです。

そのため、
症状が悪化する前、体に不調をきたす前に対策をとることが、
健康への近道となるのです。

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